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AI時代でも理解を捨てたくないのでスキルで抗おうとしている
2026/08/01
昨今AIに関して技術や思想の移り変わりが激しく正直疲れてきた。変化の速さを魅力に感じてフロントエンドエンジニアとしてキャリアをスタートしたのにおかしい。AIの移り変わりの速さには辟易としている。
今現在(2026/08/01)話題になっているのはAIがコードを大量に生成する昨今、もうコードを読む必要なはないのではということだ。(厳密にはもう話し尽くされてエンジニアコミュニティ内では一定の回答が出ているのかもしれないが、もうよくわからん。自分の中ではこれがホットな話題なのである)。ハーネスを整えてテストをパスすればリリースしてOK、人間が介在するこれまでの開発手法に捉われているとスケールしない。重要なのはユーザーに価値を届けることであり、細かなコードの書き方は重要ではない。と言った主張がなされているように感じる。
一方でエンジニアには説明責任がある以上コードを読まないなんてありえないという主張もある。
自分の立場としては後者。しかしアウトカムを最大化するには〜とか、エンジニアとはそもそもXXXといったロールであり〜といった視座の高い話の延長線上の立場ではなく、単純に理解しつつモノを作る方が楽しいし、自分の人生が豊かになる気がするからコードを読みたい。
自分は昔からミステリーとか謎解きとかパズルとかが好きで、プログラミングもそれに似た構造を持っていたので好きになった。最初は難解に感じたコードも経験を重ねることで理解できるようになり、理解を経て新しいアイデアが生まれ、そのアイデアで新しい物や仕組みを作っていく過程が好きだった。
なので自分はコードを読みたいし理解したい(もちろん程度はある)。だがスピードも捨てたくない。この二律背反に悩んでいたところ以下のYouTubeのサムネが目に入った。
まさに自分と同じ課題を感じている人がいた。(Notionのエンジニアらしい)。そしてこのエンジニアはコードの理解のためにAIが生成したコードの差分を説明させるスキルを作って、認知負荷を削減しているらしい。
スキルのポイントは以下。
- 図解
- インタラクティブに操作できる
- クイズを同時に生成する
このスキルをトリガするとコード差分を図解し、必要に応じてUIを操作しながら理解を深めることができるHTMLが生成される。自分が内容を本当に理解できたかはクイズで確認する。
まさに自分が欲しいスキルだったので早速使ってみて手応えを感じた。ただクイズが簡単に感じられたのと答えが必ず1番目の選択肢になる欠点があった。したがってそれを修正し、さらに用語集を生成させるように調整を加えたオリジナルのスキルを作った。
現時点ではこれをかなり気に入ってほぼ毎日使っている。 ただ完璧では全くない。
- スキルの使い手により生成物の質にブレがある(Fableだと質が高いがOpus5だと目も当てられない)
- インタラクティブに操作できる部分が理解を促進することもあるし、意味のないUIになっていることもある
このあたりはプロンプトで改善することが難しく、今後も微調整しつつ使っていくことになるのだと思う。 それに生成されたHTMLは理解しやすい物でなく理解しやすい「風」であるだけとも感じる。それでもAIが出した文字をそのまま読むよりは脳の疲労が少なく感じるので使っている。
このように、スピードを上げろという圧力と理解を捨てたくないという意地を両立するためになんとかスキルで抗っている。1ヶ月後には理解を捨てたくないなんて言ってられない状況になっているかもしれないが。